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2020-06

映画オンチの映画の感想 VOL.1 「紅の豚」

ということで、映画オンチで映画を観る才能がない僕が映画を観た感想を正直に書いてみようという企画です。

第1回はスタジオジブリの名作「紅の豚」です。

言わずと知れた名作アニメーション映画です。調べたところ、公開は1992年7月。制作は天下のスタジオジブリ!2013年、28歳にして初めて観ました。

自分以外の人からしたら何を今更という感じでしょうが記憶を頼りにざっとあらすじを振り返ってみますと、

戦争後の時代に空賊という、いわゆる海賊みたいな奴等を相手に賞金稼ぎをしている主人公のお話。主人公はもともと戦争時代は空軍で活躍した人間だったが今は魔法をかけられて顔は豚で体は人間という不思議なルックスで人里離れた場所でワインを飲んだりしながら暮らしている。空賊の奴等が暴れていたりするとお声がかかりそいつ等を懲らしめたりして生計を立てている。戦争じゃないので殺しはしない。世界恐慌の時代という話がでているので恐らく、私の低かった偏差値を頼りに考えると、世界恐慌は1929年だと思うのでそのくらいの時代のお話。戦争というのは第一次世界大戦なのではないかと。話の舞台はイタリアで主人公もイタリアの空軍だったのではないかと思います。主人公の飛行機の翼にもにもイタリアの国旗のカラーリングがされていたと思うので。

…という感じの記憶です。間違った認識をしているようならスミマセン。



一応、僕がどのようなシチュエーションで観たかというのも参考として記しておこうと思います。

観たのはたしか2013年9月18日でテレビで放映したのを録画したものを夕飯を食べながら観ました。

感想ですが、


映画が終わるまでの2時間くらい退屈せずに観ることはできました。やはり映画オンチの僕にもジブリの絵は魅力的なようで何か引き込まれるものがありました。個性的な登場人物もこの作品にハマる要因の一つではないかというのはわかりました。

ただ自分としてはみんなが言うほどそこまで感動することもなく、面白くもなく、この作品の良さがわかりませんでした。

僕が夕飯を食べながら観たせいでもあるのかもしれませんが、途中から全く面白くなくなってしまった。…。イマイチ盛り上がりにかけるというか、最後の決闘だって僕は感情移入は全くできなかったしある程度予想通りのベタな展開で何故これにみんなが感動するのか理解ができません。普通の話じゃない?主人公は最初から強い奴だというのがわかるし。

あと、主人公がなぜ豚になってしまったのかというのが気になって観ていたのですが、話の途中でどうやら魔法をかけられて豚になったということがわかり、その魔法をかけた奴はいつでてくるのかと気になっていたのですが、最後まで出てきませんでした。最終的に映画のラストでは主人公は人間の顔に戻るような終わり方をしているので「ん?何だこの終わり方は?」と思いました。

気になってAmazonの紅の豚のDVDの作品紹介のところを見てみると「自らに魔法をかけて、人間であるとをやめた・・・。 」という記述があり、そこで初めて僕は主人公が自分で魔法をかけて豚になったことに気付きました…。作品紹介でそんなことが書いてあるということは、それが大前提で話が進んでいくということなのだが…。

でもそんな説明あった?

ヒロインにどうしたら魔法が解けるのかと訊かれるようなやりとりがあったのは記憶にあるが、主人公自ら魔法をかけたのは知らなかった。

後日そのことを奥さんに訊いたら「映画の中でいつそういう話題が出たかは忘れたが、なんとなくそういうことだと知っていた。」とのこと。

うーむ。やっぱり僕が見逃していたんだろうか。

あと気になったことは、みんなが散々語り草にしている「飛ばねえ豚はただの豚だ。」というセリフが1回しか出てこないというのにも驚いた。みんなよくあの、割と何でもないシーンを覚えているなー。もっと決め台詞みたいに出てくるのかと思った。もしくは最後とかに言うセリフなのかと思った。金田一君の「ジッチャンの名にかけて。」みたいな感じで。別にそれはどうでもいいけど。


奥さんに訊いた話を踏まえて自分の見解を出すとするならば、

戦争で傷ついた戦士が人間同士の争いに疲れて人間であることを辞めようと思い、自分に豚になる魔法をかけて豚として生きていくことに決めた。豚になるというのは世間との精神的な関わりを絶つというメタファーであり、主人公の心情を描写している。だけど色んな人と関わりを持つ中で人の温かさに触れ、やっぱり人間て良いなということに気づき(心を開いて)人間に戻る、というお話。でしょうか。


他にこの映画の感想を書いてる人のレビューもいくつか読んでみたが高得点の人が大勢いるなかで低い評価をしている人も数名いた。でもその人たちは、「他のジブリ作品は好きだがこれはダメ。」みたいな感じで、映画偏差値の高そうな人たちだった。それはそれで自分とは違う感想だと思う。つくづく自分は映画を観るセンスや集中力がないなぁー。と思う。きっとどこかでちゃんと自分で豚になる魔法をかけたという会話や描写があったんだろうし、あの有名なセリフのシーンはすごく重要なシーンでのセリフだったのかもしれない。

でも最初から主人公が悪者に勝つイメージが出来すぎてしまっている。僕はやはりセンスがないのか漫画の「ワンピース」もあまり面白く感じないんだがやっぱり主人公が最初から強いっていうのが好みではないのかもしれない。今作の場合「アメリカの奴」に飛行機をぶっ壊されても結局最終的に主人公が勝つんでしょ?と思ってしまう。スリルに欠ける。


でも、ご飯を食べながら観たのが良くなかったのかなぁ…。大半の人は面白いと言ってるしうちの奥さんも好きな作品なので良さがわからず、辛い。ヘコむ。思い出しながら柿ピーをヤケ食いしている。ただ、加藤登紀子さんが歌うエンディングの曲はいい曲だ。これは聞いたことがあったし昔から良い曲だと思っていました。この映画の曲だったのねー。

以上を踏まえて僕が点数をつけるなら4点。(10点満点)

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コメント

ジブリ

結構面白かったです!他の人の映画の感想って結構好きなので、
ジブリ映画で自分が一番好きなのは「おもひでぽろぽろ」と「ホーホケキョとなりの山田くん」なんですが、機会があったら観てみてください。感想が気になるので。

大河内さん!コメントありがとうございます!
こんな変な文章を読んでいただき驚きつつも嬉しく思います。映画を観る習慣をつけたく思っているのでそのうち観てみます。

なんか敬愛する宮崎駿が百の感受性の無さから来る無理解のせいで言われたい放題なので言い返してみる。激おこプンプン!

ただ自分としてはみんなが言うほどそこまで感動することもなく、面白くもなく、この作品の良さがわかりませんでした。
→ 「みんな」って誰?

イマイチ盛り上がりにかけるというか、最後の決闘だって僕は感情移入は全くできなかったしある程度予想通りのベタな展開で何故これにみんなが感動するのか理解ができません。普通の話じゃない?主人公は最初から強い奴だというのがわかるし。 
→ ぼくも「みんな」が何に感動しているのかは分からないけど。
ぼくは「感動させようとしていない」ところが好きだし
これは宮崎監督自身が語っていることだが「いわゆるお涙頂戴は絶対やらない」という姿勢も好きだ。
そしてなぜ心惹かれるのかさらに考えてみました。
各シーンの美しさを楽しんでいるのだと思いました。
たとえば主人公の根城だけで「うわぁぁ!すげぇ!」となる。
歌姫?ジーナがいる店も「こんなとこにこんな店!うわぁぁ!」となる。
宮崎アニメの中の人物は生活している。仕事をしている。そのそれぞれに「うわぁぁ!」となる。
ストーリーの展開というのはパターンが決まっている。コード進行メロディ展開のパターンが決まっているように。
ベタじゃない展開というのはサスペンスか大抵は取ってつけたような展開になる。それはコード進行でも良くあるけど。
なのでそもそも突拍子もない展開を期待していない。
繰り返すがやはり各シーンが予想を遥か上回る美しさであるところに心奪われるのだと思う。
上に書いた主人公の根城、ジーナの店、そして修理場で現れる可愛い女の子、女の子の仕事場、帰りの飛行、帰り道のガススタンド、決闘の場所など。僕にとってはまったく予想できない場所、建築、デザインである。
宮崎アニメは上辺のストーリーではなく、ストーリーの中にある数多くのストーリー(上に書いた生活や仕事)を勝手に妄想して楽しんでいるような気がする。

あと、主人公がなぜ豚になってしまったのかというのが気になって観ていたのですが、話の途中でどうやら魔法をかけられて豚になったということがわかり、その魔法をかけた奴はいつでてくるのかと気になっていたのですが、最後まで出てきませんでした。最終的に映画のラストでは主人公は人間の顔に戻るような終わり方をしているので「ん?何だこの終わり方は?」と思いました。
→ なんなんでしょうね?自分で考えてみましょう。

豚になった説明 
→ 映画内ではない。僕もよく知らんかった。理由は自分で勝手に想像すればよい。

みんなが散々語り草にしている「飛ばねえ豚はただの豚だ。」というセリフが1回しか出てこないというのにも驚いた。みんなよくあの、割と何でもないシーンを覚えているなー。もっと決め台詞みたいに出てくるのかと思った。
→ おそらくそれは映画の広告(ポスター等)で良く使われていたからだと思う。たしかに広告に使われてなかったらサラッと流してしまいそうな使われ方をしているよね。広告ってすごい!

金田一君の「ジッチャンの名にかけて。」みたいな感じで。別にそれはどうでもいいけど。→ これは本当にどうでもいい。

でも最初から主人公が悪者に勝つイメージが出来すぎてしまっている。 
→ 悪者は出てこない。強いて言うなら飛行機修理に来ていた町にいた特殊警察か?それに主人公も悪者と言えば悪者。

僕はやはりセンスがないのか漫画の「ワンピース」もあまり面白く感じないんだがやっぱり主人公が最初から強いっていうのが好みではないのかもしれない。 
→ そもそも「最初から強い人間」などいないので
「なぜ強くなったのか?強くならなければならなかったのか?」は観客の想像に任せているんだと思う。
主人公の成長譚を描いているとそれだけで映画一本分の時間が終わってしまう。
逆に『ドラえもん』のように普段全然ダメなのび太が映画版で急に活躍しだす方がご都合主義で不自然に思える。
一応ではあるが『紅の豚』では少年時代の映像が一瞬だけ写る。これだけで想像すべし。
「ワンピース」でも主人公の子供時代回想シーンが物語がだいぶ進んでからある。ちなみに弱い。

連続100時間君の感想を見て思ったのは
「宮崎アニメは一から十までいちいち説明しない」ということだ。
もちろん監督の頭の中には「これはこうで、あれはああで」という説明はしっかりあるのだが
いちいち全部書いていない。
100時間君は映画に説明を求めすぎなのではないかな?
ある程度観客の想像に任せている所が宮崎アニメに熱狂する人がいたり冷めた目で見る人がいたりする原因なんじゃなかろうか?
つまり熱狂している人は自分の想像に熱狂しているのだよ。

とにもかくにも

宮崎駿作品を考え直す良い機会になったので
吐き出してスッキリしたのか
百に感謝したい気持ちになった。
ありがとう!

コメントどうもありがとうございます。僕のせいで不快な気持ちにさせていたら申し訳ないです。仰る通りでございます。返す言葉もございません。大変失礼致しました。

こんばんは。はじめまして?

どうも、連続100時間さん、初めまして、、、が正しいご挨拶なのでしょうか。
私は以前新宿JAMで連続100時間さん及び「俺たちの理想」のライブを拝見し、いたく感動した一音楽好きの老いぼれでございます。

このブログ記事を読ませて頂き、一つだけ僕もコメントしたいことがあり、不躾ながらしゃしゃり出て参りました。

奥様のお話を踏まえた上での見解として、
「戦争で傷ついた戦士が人間同士の争いに疲れて人間であることを辞めようと思い、自分に豚になる魔法をかけて豚として生きていくことに決めた。豚になるというのは世間との精神的な関わりを絶つというメタファーであり、主人公の心情を描写している。だけど色んな人と関わりを持つ中で人の温かさに触れ、やっぱり人間て良いなということに気づき(心を開いて)人間に戻る、というお話。でしょうか。」
と書かれていますが、この非常に良くまとまった見解というかプロットというか文章を連続100時間さんに書かせた宮崎作品が、やっぱり凄いのだなと思うのです。
100さんは面白くも無いし感動もしなかったと仰ってますが、この映画の一番大事な部分がバッチリちゃんと伝わってるではないですか。いみじくもご自身が書かれた、僕が引用した文章は、この紅の豚という映画を表すのに引く所も足す所も無い名文であると思われます。

なので10点満点中4点という辛口評価ではありますが、このブログ記事は名レビューだと思います。

是非他の作品の感想も見たく思いました。楽しみにしております。

丸山翁より。

初コメントです。はじめまして、BROOCHというユニットで活動しているアマカワユウコと申します。石川さんと知り合いで、石川さんのツイートから来ました。実は以前ライブにもお邪魔したことがあります。とても面白いブログで、笑いながら読みました。密かに更新楽しみにしています。ちなみに私も紅の豚のおもしろさがよくわからない人間のひとりです。ブタがなぜモテキャラなのかもわからないし…かっこいいはずのセリフも、寒いと思ってしまいます。こんな自分はなんだかひねくれもののような気がしてちょっとだけ落ち込んだりもしたので、連続100時間さんのブログに勇気付けられました(*´^`*)

ちょっと。。。

別に本当に不快な思いなんてしてないから。
こっちこそなんか謝らせてしまってごめん。
そういうつもりではないのだよ。

むしろ僕も他の人がコメントするように百の見解はおもしろいと思うよ。

また続けてほしいし。
そして俺もその意見に対してまた考えたいと思います。

「感性のなさ」と言うのは間違いだね。
というかちょっと盛り上げるために書き過ぎた。ごめん。
「感性の違い」です。
ほんとにあなたに感性がないと思ってたらバンドなんて一緒にやろうと思いませんよ。

皆さん読んで頂きどうもありがとうございます。

励ましのメッセージありがたく受け止めます。

今回の件で怒られたんだか褒められたんだかよくわかりませんが、こんなブログにも読者がいるのだという自覚を持って、今後も投稿しようと思います。

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