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2019-12

誰も別にお前のことなんか気にしてねーよ。

音楽でも漫画でもなんでもそうだと思うけど、芸術というのは、それを作る人に才能がないといけないということは誰でも知っていると思う。
しかし、作る人にどんなに才能があってもそれを受け取る側にもそれを評価できるだけのセンスがないと芸術というのは成り立たないものである。

どんなに素晴らしい音楽も面白い漫画も音楽を聴く才能・漫画を読む才能がないとその作品は台無しだ。
どんなに美味しい料理も食べる人の舌が馬鹿になってたら意味がない。




まぁ、なんでこんなことを書いているかというと、私自身がそういった「自分には芸術を受け取る才能がない。」と思ってしまうようなことがここ最近続いていたからである。

先日、みんなであるアーティストについてわいわいと話をしていたときのこと、

ある人が

「あの人はアタリ・ハズレが多いイメージだなぁ。」

と言ったので、私が

「えー!俺はほとんど好きだけどなぁ…。」

と言ったらその人に、

「お前は偏ってるからな。」

と言われたのだ。

またある時に、みんなでわいわいと映像を観ていて、私が、

「この後が見どころなんだよ。ほらココ!」

と言ったら、みんなキョトンとしていて、その後、

「お前が言う見どころは大概ズれている。」

と言われた。






そして、自分はズれている、ということを決定付ける出来事があった。



先日テレビで「紅の豚」というアニメーション映画がやっていて、うちの奥さんがそれを録画しといてくれた。奥さんはその制作会社「スタジオジブリ」のファンであるのだが、私はその作品たちをあまりよく知らず、その「紅の豚」も超有名作であるにもかかわらず今回初めて観た。

「きっと面白いと思うよー。」

奥さんは目を輝かせている。私も別の人が「一番好きな映画は紅の豚だね。」と言っているのを見たことがある。

観終わった後、うちの奥さんに、

「いやー、久々に観たけどやっぱり面白かった!どうだった?面白かった?」

と訊かれたので、私は素直に自分の感想を言った。

「んー、な、何が、面白いのか…よくわかんなかった…。」

奥さんは少しだけ悲しそうな表情をして「そっかー。まぁしょうがないねー。」とか言いながら夕飯の片づけをしていた。その背中を見るとなんだか辛くなってきてしまった。一緒に名作の映画を観たらきっと、あそこが面白いとかあのセリフがカッコよかったとか言い合いたいはずだ。それなのに私ときたら、口半開きのアホ面で2時間くらい画面を見続け、たまに柿ピーをバリバリ頬張り、挙句感想が「よくわからない。」ときたらもう奥さんもガッカリであろうよ。柿ピーを頬張ってバリバリ食べんのやめろよ、うるせーよ、と思っただろうよ。ポップコーン買っときゃよかったんだろうよ。

さらに私は奥さんに、

「こんなことを訊くのはとても野暮だと思うけど、みんなはこの作品のどこが好きなの?何にそんなに感動したわけ?」

という質問をしたら、奥さんは困惑の表情を浮かべながら少し面倒くさそうに作品の説明をしてくれた。


私は「なるほどねー。」とか言いつつも説明をされてもイマイチよくわからなかった。




ついでに言うと過去に観た映画で「ラピュタ」も「ナウシカ」もよくわかんなかった。あと「サマーウォーズ」もよくわかんなかった。だから観てないけどたぶん「エヴァ」とか「ガンダム」とか「あの花」とかみんなが面白いと言ってる作品を観ても「よくわからない。」とか言うんじゃないかと思う。

音楽に関してもそうだ。B'zを聴いてテンションが上がったことが人生で一度もない。exileを聴いて泣いたことがない。




私には芸術を受け取る才能がない。私はみんなと感覚がズれている。私は映画オンチだ。



そんなことを思っているとなんだか辛くなってきて涙が出てきた。悲しい。



私にも好きな映画や音楽や漫画があるけれど、もう誰にもその話をするのはやめよう。なぜならセンスがないから。ずれているから。笑われるだけだ。馬鹿にされるだけだ。



陰陰滅滅としながら数日が過ぎた。




そしてあることに気付いた。

よく「~さんの辛口映画批評」みたいのがあったりすると思うが、そういうのは映画を観まくってスゲー詳しくなった人がやることであるが、全然映画を観ていなくても私がそれをやったら「よくわからない」ので辛口になる。

例えるなら、辛い食べ物が好きという人が普通の辛いのじゃ物足りなくなってしまって激辛カレーにさらにスパイスをかけたりしているが、私は初めから舌が馬鹿なので超スパイスをかけまくらないと「よくわからない」ので辛さを感じようとしたら必然的にそうなってしまう。ほかの人からしたら、お前よくそんな激辛にできるなー、と言われるだろうがしょうがない。生まれつき舌が馬鹿なのだ。ん?なんか、例えがよくわからんぞ?

まぁ、とにかく映画をたくさん見ている人の映画批評は正しいだろうけど、映画を観る才能がない人の映画批評もそれはそれで面白いのではないかと思うので、ちょっと私も映画批評をやっていこうかと思うんです。せっかくブログもやってるし。

ということで長くなりましたが、私が映画を観たらその感想をこのブログに感想を記録していこうと思います。辛口にしたくなくてもセンスがないので辛口になってしまうこと間違いなし!そのうち書きます。まずは「紅の豚」からです。暇な人は読んでみてください。


なんか俺って本当に自意識過剰だなー。


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